2025ソウル北朝鮮人権世界大会 : 10月22日~10月24日
【ソウル=2025年10月20日】世界各国の脱北者代表が今週、ソウルで開かれる「2025ソウル北朝鮮人権世界大会」に参加する。北朝鮮の人権侵害を国際社会に訴え、脱北者同士の連帯を強めることが目的だ。
会議は10月22日から24日までの3日間開催され、「記憶」「沈黙」「連帯」「決意」をテーマに討論や集会が行われる。参加者は、国際的な人権ネットワーク「世界脱北ディアスポラ総連盟(ディアチョン)」の設立についても協議する。
主催者によると、脱北者が被害者ではなく人権活動の主体として立つのは初めて。米国、日本、カナダ、英国、フランス、オランダ、ウクライナ、韓国など11カ国の代表が出席し、24カ国の脱北者社会を代表する。
世界人権運動家たちが脱北者救出を訴えている。 /写真=VOAホームページキャプチャ
「失われた人々を記憶して」
23日にソウル市内のザ・プラザホテルで開かれるフォーラムでは、元北朝鮮外交官で韓国国会議員の太永浩(テ・ヨンホ)氏が議長を務める。北朝鮮の政治犯として消息を絶った74人、中国から強制送還後に行方不明となった50人の写真と名前が公開される予定だ。
脱北女性3人の証言の後、各国代表が「北朝鮮人権解放のための国際連帯」をテーマに発表。最後に、世界の脱北者団体による「北朝鮮人権・解放のための世界ディアスポラ宣言」が採択される。
市民広場で沈黙集会
23日にはソウル市庁前広場で約40の人権団体が啓発ブースを設置する。午前11時30分からは、参加者が被害者の写真を掲げて円陣を組み、30分間の沈黙集会を行う。
「記憶の連帯」
24日午後2時には政府ソウル庁舎前で、北朝鮮当局により拉致・失踪した124人の名前を読み上げる集会が予定されている。
主催者は、脱北者に「北の家族を忘れよ」と促す韓国政府の政策を「反人権的」と批判する声明を発表し、鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一相に提出する。
総連盟の設立協議へ
24日午後3時には、「世界脱北ディアスポラ総連盟(ディアチョン)」の設立準備会議が開かれる。太永浩氏が議長を務め、米国、日本、英国、カナダ、豪州、フランス、ドイツなど11カ国の運営体制を発表する。
会議では、「月に一度の一食運動」による草の根支援活動、各国議会や国際機関との協力、次世代脱北者リーダー育成などが議題となる。
主催者は「この大会は単なる記念行事ではなく、北朝鮮人権運動30年の転換点だ」と述べた。記憶、証言、連帯、行動を結ぶ新たな流れとして注目されている。
主催: 2025ソウル北朝鮮人権世界大会組織委員会/脱北者分科委員会
共催: 世界脱北ディアスポラ総連盟設立準備委員会
問い合わせ: 世界脱北ディアスポラ総連盟事務局(+82-10-7101-3042)
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